「”何のために環境を整えるのか”、
患者さんがどう暮らしたいのか
目的を失わないよう介入していきたい。」
「患者さんの家屋や周辺の環境だけでなく
地域になじめるようにどうアプローチしていくか、
一人一人の生活に合わせて考えていく必要がある。」

読書会後の対話で出てきた上記の意見を聞いて
私自身はこんなふうに考えました。
住環境整備にあたり
クライアント(やそのご家族)の心の奥底にある本当の声を聞く、
地域の中の住人の一人であるクライアントと向き合う、
前者を「虫の目」、後者を「鳥の目」と
捉えることができるかな、と。
「魚の目」は
クライアントの人生のこれまでとこれから、
症状、病状に対する身体機能の予後予測などに
あたるかもしれません。
鳥の目、虫の目、魚の目、
全体、部分、流れ・・・
面、点、線、・・・
いろんな表現があります。
住宅改修に限らず、あらゆることに通じることですが
考え方のフレームワークとして常に忘れずにいたいものです。

上の写真は、今回のリハブ■カフェ read for acion読書会で
参加者の皆さんが読んだ本から出てきたキーワードです。
是非あなたもこのホワイトボードをご覧になって
福祉住環境整備について
いつもと違う角度から考えてみてください。
当日参加できなくても
フェイスブックページやブログコメント欄から
ご意見ご感想いただければ、WEB上でダイアログができますよ。
さて、次回読書会は
8,9月お休みをいただき
10月25日に開催する予定です。
少し先になりますが、改めてご連絡させていただきます。
お目にかかれますこと、楽しみにしています。
暑い日がつづいていますので
お体に気を付けてお過ごしくださいませ(*^^*)






